パープーな豆腐屋

いつもよりちょっと早めの会社帰りに近所で遭遇しました。「豆腐&湯葉」と書かれた幟をはためかせ、重そうな台車を押しながら笛を吹いている行商スタイルの豆腐屋さん。
消防車や石焼き芋でさえ電子音のこのご時世にも関わらず本物の笛吹いています。ニホンオオカミ並に貴重じゃないでしょうか、既にサザエさんの中にしかいないと思っていました。←ものすげー失礼
このビジネススタイルって、人力で輸送しているので、CO2の排出は人間の呼吸のみ、商品は鍋へダイレクトに投入されるため、スーパーのビニール袋どころか包装材そのものが0。一回の調理で使う量のみの販売なので残飯も0という究極のエコ販売スタイルですね。
価格は決して安くないし、近所を来たときしか買えない、冷蔵庫が発達しているため保管が簡単になったことから、現在の消費者ニーズには答えられなくなってしまった観がありますが、こういう古き良き文化が地味に残っているこの地をちょっといいなぁと思ってしまいました。
などと色々と思いをはせていつつ目の前を通ったとき見てしまいました。
商品が豆腐と湯葉だけ…しかも、豆腐が普通のパックに入って売られている…
普通油揚げとかこんにゃくとかも扱ってるよね?つーか、こっから歩いて5分のところに油揚げもこんにゃくも扱っているちゃんとした自家製の豆腐屋さんがあるんですけど…さらにもう2分歩けば夜9時までやってるスーパーがあるんですけど…反対方向に10分歩けば夜1時までやってるスーパーもあるんですけど…
どうやったらそのビジネススタイルで生計を立てられるのだろうとかなり考えさせられたそんなパープーな豆腐屋さん、しかも笛がへたくそでサザエさんの中のそれとは似てもにつかない、そんな人達が生きるノスタルジックな街。ちょっといいかも。
あ、ちなみに冷蔵庫の中にまだ豆腐は残ってたから買いませんでした。今度見かけたら買ってみて食べ比べてみよう。