最近すっかりStorage屋さん。提案資料書くために各社のStoradeメーカーの資料とか社内資料とか読みまくったりサーバーのIOスループット計測して分析したりしたおかげで、SANヲタになりつつある。ベンチマークとかパフォーマンス資料の小さい注釈とか測定条件まで読んで、「そこら中SPOFだらけの設計でコスト安いっていうなよ!」とか「レスポンスタイム短いって100%コントローラーのオンキャッシュヒットの時やんけ!おまえは500GB全部オンキャッシュでIOする気か!?」などの、そのまま設計したら間違いなく客にブッ殺されそうな突っ込み所までが見えるようになりました。
次は、Storageの性能を限界まで引き出すためのカリカリチューニング設計。俺の最も得意とする分野です。>鯖チューニング
ちなみに、今日びのハイエンドStorageについてちょいと語ってみる。ちなみに、SerialATAとかUSB2.0とかIEEE1394とかUltraATA133とかUltra160とかはハイエンドではなくローエンドです。ハイエンドというかいわゆるエンタープライズ分野では1TB以上、FiberChannelは当り前、キャッシュメモリーは4GB以上でキャッシュのバッテリーバックアップは当り前。コントローラーの二重化やインターフェースの二重化も当り前。お値段の単位は数千万〜数億っていう世界です。
製品でいうとESSとか、SUNRISEとか、Symmetrixとか、V2X2とか、ETERNUSを指します。
こいつらはどれも値段も性能も化け物です。仕事柄使った事がある製品はESSぐらいですが、キャッシュやコントローラーの処理能力が接続先のサーバーより高速なCPU積んでるなんてザラで、ファイバーチャネルやSCSIの理論値限界寸前のIOを数十台のサーバー相手に捌いたり、サーバーからのIOをCopyOnWriteとJurnalingで透過的に捌きながらバックグラウンドで別のディスクにコピーしたり遠隔地のディスクに同期させたりなんていうことまでやってくれるわけです。これらの機能とDBMSのWALを組み合わせれば、DBの表領域への書き込みをサスペンドしてその瞬間のイメージを別のボリュームにバックグラウンドでコピーして、テープに吸い上げれば、サービスを無停止でフルバックアップをトルコとができ、DBMSのアーカイブログをちょろちょろテープに吸い上げれば、アーカイブログが吐き出された任意のタイミングにシステムを復元することもできるわけです。
機能もハイエンドならば値段もハイエンドな世界。TBなデータ量なのでスループットが1MB/Sec変われば、バッチ時間をさくっと突き抜けるスリル。たまりませんね。
お仕事に絡んだ技術ネタでした。次はテープについてでも語ってみるかな?