電気よもや

家カテゴリを追加してみた

新居のインフラに関して調べた結果の覚え書き。エネルギー関係のインフラとしては、「電気+ガス」か「オール電化」という選択肢に加えて、「太陽光発電」「燃料電池(エネファーム)」「蓄電池」っていうオプションをどうするか。

前者の比較はオール電化の圧勝。IH・エコキュートの高性能化やピークシフトの電気プランがあるので、原発が稼働していなくてもオール電化のほうがどう考えてもお得。関西電力の「はぴeプラン」のオール電化割引を適用したモデルケースでは4人家族の500Kwh換算で月額9000円ちょい。ガス代0なわけですから。

ちなみに、今の2人だけのマンション暮らしでも電気250Kwh+ガス30m^3で合計1万円ぐらいなので、圧倒的にオール電化の勝ち。

で、燃料電池(エネファーム)ですが停電時は発電できないのと、電気代節約になるほど発電しようと思えば給湯や暖房に必要な廃熱が供給過多になるので、より電気を食う夏場はあんまり安くならない。しかもエネファームは初期投資が300万ぐらいかかる。

で、次に太陽光発電は、家庭用の余剰買い取りか、産業用の全量買い取りの二択。売電と買電のコスト構造は全量買い取りのほうがお得だけど、10Kw以上の出力の太陽光発電システム一式が必要。調べた限り一番安そうなのは山洋電機のパワコンと中華パネルで220万+工事費

ただし、産業用だと定期的なメンテナンスコストや保守費用、トラブル等で系統に影響を与えてしまったときの保障なんかを考えると個人でやるのは微妙。

ということは、最初に5.5Kw出力のシステムでありったけ乗せて昼間はひたすら節電。もしくは裏技としてGTI(グリッドタイインバーター)を使って家庭内逆潮流を内緒でやって追加で安いパネルを乗せて昼間の電力を補填する技なんかも。

蓄電池は、海外製のリチウムイオンを個人輸入や、ミサワインターナショナルのウルトラキャパシタなんかを使ったピークシフト+非常用っていうのがトータルコストは一番安そうで容量もしっかり確保できそうだけど、それでも蓄電池のコストが買電コストに全然追いついていないのであんまり意味なし。非常用だけなら、APCの中古UPSとかホンダのエネポのほうがよっぽど安価。

というわけで、今のところ最有力候補は、オール電化+太陽光発電+非常用UPS。どうしても火を使いたければカセットコンロでいいわけだしね。

太陽光発電のメーカーとか方式の違い、それ以外のインフラで、雨水タンク、浅井戸なんかも色々調べたけど、それはまた後日。