土地の話

で、今日は土地の話ですが、私が購入した土地はJR+私鉄乗り換え駅で急行の止まる駅から徒歩10分以内で坂もなしにも関わらず、坪単価40万以下というものすごい好条件の土地です。最寄り駅から梅田まで20分。さらに土地面積はなんと50坪。
もちろん、関西圏でこんな強烈に安い条件の土地っていうのは、何らかの問題があります。それは前面道路が狭いのです。ただ狭いだけならここまで安くありません。それは、その前面道路がいわゆる43条但し書き道路なんです。
43条っていうのは建築基準法の43条のことで、42条が前面道路に関する記載がされている条項で、それのいずれにも満たない場合は43条但し書きで道路とみなすという記載がされています。
まあ、詳しく知りたい人は「43条但し書き」でググったら出てきますが、最大のリスクは法律上の道ではないため、道が狭い以外に将来的に資産価値が下がる可能性や住宅ローンが組めないかもしれないというリスクが存在するわけです。
ま、住宅ローンに関しては不動産屋が地元の銀行に調べて貰って融資できそうな候補を挙げてもらったら、うちの会社の住宅ローン提携金利で一番有利なところに交渉してみればよいわけだし、建築許可やローンがダメだった場合は、白紙撤回する旨を重要事項説明なり購入申込書に記載するので、リスクはありません。
で、将来的な資産価値について言えば、今安く買えてるからいいや。ってのが俺と嫁の意見です。しかも、駅周辺で隣近所も建て直ししてるし、見なし道路の下は公共上下水道もガスも来ているし隣家や私道所有者と境界の取り決めおよび車両通行権は確保してないと購入も建築できないわけだから、この先いきなり通行不可になるわけありません。
なので、実際住む上では、前の道路が狭いだけです。でかい車は通れないし、3ナンバーのうちのアテンザでもかなりぎりぎりですが、逆に安全でいいかなと。ただし、建築用のミキサー車やクレーン車や引っ越し用のトラックが入れないかもしれない。その場合は、建築費用が若干余計にかかるかもしれないけど、どうなることやら。。。