10か月ほど前に「hubicにバックアップ」というエントリーでduplicityの使い方を紹介したけど、それのAmazonCloudDrive版です。
取得先は、AmazonCloudDrive(USの.comのほう)です。Amazon.co.jpのほうはお値段が倍ぐらい高いのとacd_cliを使うのには何も考えなくて良いのでUSのほうを選択。速度についても、40Mbpsぐらい出るのでまあ実用の範囲です。
ArchLinuxで、duplicityはcommunity/duplicityを使用し、acd_cliはAURにあるgit版を使用しました。(gitが付かないやつは動かなかった)
yaourt -S duplicity acd_cli-git
acd_cliの使い方は、ググれば出てくるので省略するとして、duplicityにはmanや–helpには出てきませんが、pythonのbackendsディレクトリを参照してみるとちゃんとAmazonCloudDriveに対応したバックエンドドライバも入っていました。使い方は、こんな感じ。
duplicity full --progress src --volsize 400 acd+acdcli://path_to_dir/
たったこんだけ。もちろんサイズがでかいとすんげー時間がかかるのとacd_cliのチャンクサイズがデフォルト500MBだったのでバックアップサイズもそれ以下になるよう400MBに設定。
hubicより10倍ぐらい高速だし、直接置いてもまあまあ安定しているので、日本から利用するのはこっちのほうがいいかもしれない。