ArchLinuxに一部を移行

自宅のホストOSはこれまでずっとDebianを使ってきたのですが、openvswitchと/etc/network/interface周りが色々とbuggyだったり、qemuやKernelやlibvirtdがいつまでも微妙なバージョンの割には安定性もいまひとつということもあり、ArchLinuxに移行してみました。といっても、まずは3台のホストOSの中でも比較的重要度の低い待機系のみ。


多少ハマったけど、割と簡単に移行できた。


以下は参考メモ

LVMを/bootや/rootにする場合


LVM – ArchWikiを参考。
uEFIパーティーションも兼ねているので、/bootはVFATの固定パーティションにした。rootにするときは、/etc/mkinitcpio.confのHOOKにlvm2の追加が必要。

ext2/3/4のdump/restoreがない


btarやpartcloneを使うことにしたけど、partcloneはマウントしている状態のファイルシステムをバックアップできないので、LVM Snapshotと併用することに。しかし、LVM snapshotがあるとbootに失敗することがあるらしいので、バックアップ取得後は、snapshotを削除するのを忘れずに。

netctlは神


openvswitchの設定サンプルまでデフォルトで用意されていたので迷うことなく一発で出来た。

gpt/uEFIはコツがわかるとめっちゃ簡単


MBR/PBRのことを何も考えず、第1パーティーションを512MB程度のサイズのFAT32で切って、grub-installすればポン。

Arch LinuxをUEFI + GPT環境にインストールするを参考。