Amlogicで遊ぶ

中華Android TVBoxのZ69を購入しました。
S912で6000円は安いと思って飛びついたのですが、このモデルはS905だった模様。間違えた。。。

それはさておき、開封です。右側にあるのは一緒に購入したワイヤレスのリモコン型マウス。Wiiリモコンみたいに傾きでカーソルになるタイプで地味に使いやすい。800円とは思えないコスパ。キーボードはとりあえず入力ができるという程度のおまけですが、USB接続なのでLinuxでも使える。

で、最初は分解するつもり無かったのですが、SDカードが中に吐いてしまったためにやむを得ず分解しました。

ゴム足を外すとネジ穴が出てくるので普通の+ドライバーで分解できました。

基板部分も普通にプラスドライバーでネジを2本外すと、SoCがご開帳。非常にシンプルな作りでデバッグ用のURATと思われるホールもありますが、これにケーブルを付けたら冷却シートに干渉しそうです。

Androidも使ってみましたが、ちょっとモッサリだったので、armbianを起動。MicroSDからは何やっても起動できなかったけどUSBメモリからはあっさり起動。しかし、WiFiは認識されません。技適の問題もあるし、Linuxで使うなら有線で構わないので特に有線のみでも構いません。(dtbを使っていないのが原因かもしれない)

とりあえず、ちゃんと4コア認識しています。cpufreqd-infoによると最大クロックは1.5Ghzの模様。

$ cat /proc/cpuinfo
Processor       : AArch64 Processor rev 4 (aarch64)
processor       : 0
processor       : 1
processor       : 2
processor       : 3
Features        : fp asimd evtstrm aes pmull sha1 sha2 crc32
CPU implementer : 0x41
CPU architecture: AArch64
CPU variant     : 0x0
CPU part        : 0xd03
CPU revision    : 4

Hardware : Amlogic
Serial : 210b8200550fff094793ae9c743985bb
Revision : 020b
$ cat /proc/partition
179 0 30535680 mmcblk0
179 1 4096 mmcblk0p1
179 2 65536 mmcblk0p2
179 3 524288 mmcblk0p3
179 4 8192 mmcblk0p4
179 5 32768 mmcblk0p5
179 6 32768 mmcblk0p6
179 7 8192 mmcblk0p7
179 8 8192 mmcblk0p8
179 9 32768 mmcblk0p9
179 10 32768 mmcblk0p10
179 11 32768 mmcblk0p11
179 12 3145728 mmcblk0p12
179 13 26484736 mmcblk0p13
179 96 4096 mmcblk0rpmb
179 64 4096 mmcblk0boot1
179 32 4096 mmcblk0boot0
・・・USBメモリは省略・・・
$ cat /proc/meminfo
MemTotal: 2810448 kB
MemFree: 2588512 kB
MemAvailable: 2697832 kB
・・・以下略・・・

相変わらずAndroidのパーティションは細切れです。Androidは要らないので、いずれ内蔵のeMMCにLinuxぶち込もうと思ってます。
で、新しいSoCでやることと言えば当然マイニングですw
ARM用のminerdを実行してみました結果は、以下のような結果でした。

・Bananapi-M2(Allwinner A31) :0.13KH/s
・Bananapi-M64(Allwinner H5) :0.17KH/s
・nanopi neo2(Allwinner H5) :0.13KH/s
・Z69(Amlogic S905) :0.18KH/s

OS起動してSSHログインした時点で66℃で、マイニング始めたらすぐに80℃とか出てすぐに500Mhzまでクロックが落ちてますね。ケースの排熱がまるで出来ていないってことで、そりゃAndroidでもモッサリするわけです。
コンパイラ変えたり、ケース加工して排熱工夫したりが必要かも。